

今回は、チアゴ・アルカンタラが試合中のファーストタッチで足裏を多用する理由について、自分なりに解説していきます。
人によって「違うと思う」という意見もあるかもしれませんが、
最後まで読んでもらえたら嬉しいです!
■ チアゴの特徴は“相手を外すファーストタッチ”と“異次元の配球力”
チアゴといえば、
・ファーストタッチで相手の重心を外す技術
・そのまま次のプレーへ繋げるスムーズな展開力
この2つが世界トップレベル。
その中でも特に個性的なのが足裏を使ったファーストタッチです。
もちろんチアゴ自身、基本はインサイドでのトラップですが、
「足裏を使うことにメリットがあるから使っている」と考えるのが自然。
■ ① 足裏を使うと“ボールの勢いを落として、すぐ展開できる”
足裏タッチの最大のメリットは、
ボールの勢いを一発で吸収しやすいという点。
これはパス展開で大きなアドバンテージになります。
通常は
① 足元に止める
② 指でタッチして次の動作へ
という2段階になることが多い。
しかし足裏なら
→ 1タッチで勢いを殺し、そのままパスへ移行できる。
ショート、ミドル、ロング、どのパスにも繋げやすく、
身体操作をスムーズに行えるのがチアゴが多用する理由のひとつ。
■ ② 足裏タッチ後の“持ち運びが自然でスムーズ”
もう一つは、
足裏で吸収した後の持ち運びが自然につながること。
利き足で持ち運ぶのが基本なので、
・ボールが利き足の斜め前から来たとき
・利き足側から流れてきたとき
こうしたシチュエーションでは、
足裏で内側に転がして利き足の前へ置く
という動作が非常に相性が良い。
チアゴはここが異常に上手い。
■ ③ 足裏で“どの位置で捉えるか”が超重要
足裏タッチを行う際に重要なのは、
身体からどれくらいの距離でボールを捉えるか。
結論:
→ 普段、歩き出す一歩目の位置がベスト。
理由は、
その位置が一番バランスが崩れないから。
もちろん身長や足の長さは人によって違うため、
最適な距離は個々に変わります。
■ 日本ではほとんど見ない“チアゴ独特の技術”
日本の選手で
「足裏で止めてすぐ展開」
を自然にできる人はほぼいません。
世界でも珍しく、
チアゴ特有のプレーと言っていいレベル。
だからこそ学べる部分は多い。
■ ■ まとめ:足裏タッチは“状況次第で最強の選択肢になる”
足裏タッチを無理に使う必要はありませんが、
状況によっては最高にスムーズな展開ができる技術です。
・パスが弱い時
・利き足側に流れてきた時
・斜め前方向から来た時
こうした場面で試してみれば、
チアゴのように“展開しやすい置き場所、持ち運びしやすい置き場所を”を作りやすくなります。
少しでも「使ってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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