
この記事は、
- サッカー初心者
- 技術に自信がない選手
- 大人になってから上達したい人
に向けて、**「なぜ利き足が重要なのか」**を技術的な視点から解説する。
サッカーではスピード、フィジカル、戦術理解、判断力など多くの要素が求められる。
しかし前提として、サッカーは足でボールを扱うスポーツであり、最低限の技術がなければ判断や戦術以前にプレーが成立しない。
なぜ利き足に注目したのか
利き足の重要性に気づいたのは、22〜23歳の頃だった。
当時は派手な技術を持つ選手に惹かれ、イスコ、ネイマール、コウチーニョのプレー映像を繰り返し見ていた。
そこである共通点に気づいた。
- ほとんどのプレーを利き足で行っている
- ボールを常に利き足の前に置いている
- 逆足でのタッチが極端に少ない
「なぜこの選手たちは逆足を使わないのか?」
「両足を均等に使える方が上手い選手じゃないのか?」
当時の自分には、この理由が理解できなかった。
利き足にボールを置くと何が起きるのか
結論から言うと、利き足にボールを置くと奪われにくくなる。
理由はシンプルで、
- 自分のタイミングで
- 自分の感覚で
- 次のプレーを選択できる
からだ。
利き足の前にボールがあれば、
パス・ドリブル・シュートのすべてをワンアクションで選択できる。
逆に、ボールが利き足以外の位置にあると、
一度「置き直す」動作が入り、その一瞬が相手にとっての奪いどころになる。
プロとアマチュアの決定的な違い
プロ選手は、
**「ボールを置く技術」「扱う技術」**が圧倒的に高い。
これは派手なフェイントよりも重要な部分で、
常にボールを自分の利き足の最適な位置に運び続けている。
だからこそ、
- プレスを受けても慌てない
- 判断をキャンセルして持ち直せる
- 相手に主導権を渡さない
という状態を作れる。
利き足で“持てる感覚”を作る
早いパスは確かに大事なプレーだ。
しかし、常にワンタッチで逃げるだけでは成長は止まる。
もしパスコースが消された時、
一度持ち直して次の選択肢を作れるかどうかが重要になる。
そのために必要なのが、
- 利き足にボールを置く
- 利き足でボールを運ぶ
- 利き足で持つ感覚を反復する
という基礎的な練習。
「逆に下手になりそう」と感じる人へ
利き足に偏ると下手になりそうだと感じる人も多い。
しかし実体験として、これは逆だった。
当時の自分は技術的にも自信がなく、失うものはなかった。
それでも利き足にボールを集める意識を続けたことで、
ボールを持つ感覚は確実に成長した。
今でもその感覚は更新され続けており、
サッカーを楽しめている理由の一つになっている。
まとめ
- 上手い選手ほど利き足にボールを集めている
- 利き足の前にボールがあると選択肢が増える
- ボールを「持てる感覚」が奪われにくさを生む
派手な技術の前に、
まずは利き足にボールを置く習慣を身につけてほしい。

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